2014年02月26日
ききみみ…昔話♪
今日のお話は~~~~
ひっぱりあいず
むかしむかし、ある村に、せけんしらずのむこさんがいて、あるとき、
お嫁さんといっしょにお嫁さんの実家によばれました。
実家では、ごちそうをつくってまっています。
お嫁さんは、せけんしらずのむこさんが、ごちそうをたべるじゅんばんをまちがえて、
親にわらわれないよう、むこさんの服に糸をつけて、
「あたしがよこで、この糸をひっぱってあいずをします。
ツンと、一回引っぱったら、おつゆを飲み、ツンツンと、二回引っぱったら、
ごはんを食べ、ツンツンツンと、三回引っぱったら、おかずを食べるのですよ」
「うん、わかった」
お嫁さんの実家につくと、さっそく、ごちそうのはじまりです。
むこさんは、あいずにしたがって、おつゆも、ごはんも、お料理も、
じゅんじょよく、おちついてたべはじめました。

お嫁さんの親たちは、それをみて、
「せけんしらずどころか、たいしたもんじゃ」
と、かんしんしました。
そのうちに、お嫁さんは、トイレにいきたくなったので、
「すこしのあいだくらい、だいじょうぶでしょ」
と、糸のさきを、うしろのはしらにむすんで、そっとたちました。

するとそこに、ネコがやってきて、糸にじゃれつき、
ツンツン、ツン、ツンツンツンツンツンと、むちゃくちゃに、ひっぱりました。
「これはたいへんだ! いそがしいぞ」
むこさんは、ネコが引っぱるのに合わせながら、
おつゆも、ごはんも、おかずも、むちゅうで口にほうりこみました。
そのようすをみていたお嫁さんの親たちは、
「やっぱり、そうとうな、せけんしらずじゃわい」
と、あきれはててしまいましたとさ・・・。
おしまい
にわか仕込みはすぐにばれてしまいますね。
それにしても昔は食事の作法で世間知らずを見分けるとは
ものを食べること自体を生活の基本にしていたんでしょうね。
ひっぱりあいず
むかしむかし、ある村に、せけんしらずのむこさんがいて、あるとき、
お嫁さんといっしょにお嫁さんの実家によばれました。
実家では、ごちそうをつくってまっています。
お嫁さんは、せけんしらずのむこさんが、ごちそうをたべるじゅんばんをまちがえて、
親にわらわれないよう、むこさんの服に糸をつけて、
「あたしがよこで、この糸をひっぱってあいずをします。
ツンと、一回引っぱったら、おつゆを飲み、ツンツンと、二回引っぱったら、
ごはんを食べ、ツンツンツンと、三回引っぱったら、おかずを食べるのですよ」
「うん、わかった」
お嫁さんの実家につくと、さっそく、ごちそうのはじまりです。
むこさんは、あいずにしたがって、おつゆも、ごはんも、お料理も、
じゅんじょよく、おちついてたべはじめました。

お嫁さんの親たちは、それをみて、
「せけんしらずどころか、たいしたもんじゃ」
と、かんしんしました。
そのうちに、お嫁さんは、トイレにいきたくなったので、
「すこしのあいだくらい、だいじょうぶでしょ」
と、糸のさきを、うしろのはしらにむすんで、そっとたちました。

するとそこに、ネコがやってきて、糸にじゃれつき、
ツンツン、ツン、ツンツンツンツンツンと、むちゃくちゃに、ひっぱりました。
「これはたいへんだ! いそがしいぞ」
むこさんは、ネコが引っぱるのに合わせながら、
おつゆも、ごはんも、おかずも、むちゅうで口にほうりこみました。
そのようすをみていたお嫁さんの親たちは、
「やっぱり、そうとうな、せけんしらずじゃわい」
と、あきれはててしまいましたとさ・・・。
おしまい
にわか仕込みはすぐにばれてしまいますね。
それにしても昔は食事の作法で世間知らずを見分けるとは
ものを食べること自体を生活の基本にしていたんでしょうね。
2014年02月26日
ききみみ…ぐりぐら展♪

子供たちに愛され続けて50年
「ぐりとぐら展」が開催されます!
場所はちょっと遠くて・・・
東京 松屋銀座にて 2月27日明日からです

ぐりとぐらは中川李枝子(作) 山脇百合子(絵)姉妹による1963年に発表された
シリーズ累計2400万部にも達する大人気絵本です。

あのトレードマークの帽子とつなぎをきた
双子の野ネズミに会いに行きたくなりますよね!

入場料 一般¥1000 高大学生¥700 中学生¥500 だそうです