2014年01月27日
ききみみ…心の話

疲れているときや、さびいしい時・不安でいっぱいの時・・・
人は安らぎや温もりがほしくなるものです
体の出っ張った部分(目や鼻・手足・耳など)はセンサーの役割をしているので
外からの情報をすぐに脳に伝えています
だから、さびしい時、疲れているとき、不安を抱えているときなど
やわらかいもの、温かいもの、触感のいいふわふわしたものに触れたくなるんだそうです
自分で自分を癒しているんですね~!

そういえば、うちの息子も水色のウサギのぬいぐるみを抱えては
指しゃぶりしてましたっけ・・・。
2014年01月27日
ききみみ…昔話♪

今日のお話は~~~~
カニの甲羅の毛
むかしむかし、サルとカニが餅を作る事になりました。
「カニどん、おらが餅をついてやるから、カニどんは餅米を持って来てくれ」
カニは家から餅米を持って来ると、サルに渡しました。
「よしよし、ではカニどん。おらが餅をついてやるから、
カニどんはこの餅米を蒸してくれ」
カニは言われた通りに、餅米を蒸しました。
「よしよし、ではカニどん。おらが餅をついてやるから、
餅をつく為のうすときねを持って来てくれ」
カニはうすときねを持っていなかったので、
山へ行くと自慢のハサミで木を切り倒し、
木を削ってうすときねを作りました。

カニからうすときねを受け取ったサルは、
やれやれと言う様に首を横に振って言いました。
「駄目駄目。うすは良いが、こんな曲がったきねじゃ、餅はつけんよ」
カニは仕方なくまた山へ行って、きねにぴったりの木を探しました。
さて、その間にサルは曲がったきねとうすで餅をつくと、
その餅を持って柿の木に登ってしまいました。
やがてカニはまっすぐのきねを作って来ましたが、
すでにサルは木の上でつきたての餅を食べようとしています。
「やあ、カニどん。
残念だけど、餅は全部頂くよ。
欲しかったら、ここまで来てみなよ。
まあ、カニの足ではここまで登れないだろうけどね。
ウッキキキー」
木の上から馬鹿にするサルに腹を立てたカニは、
持っていたきねでサルが登った柿の木を思いっきり叩きました。
ドーーーン!
するとその振動でサルはバランスを崩して、
食べようとしていた餅を落としてしまったのです。

「しまった!」
サルが慌てて木から降りると、餅はカニが自分の家に持って帰った後でした。
サルは、カニの家の戸を叩くと言いました。
「悪かった、カニどん。謝るから、おらにも餅を分けてくれよ」
「・・・・・・」
カニは餅をしっかりと掴んだまま、返事をしません。
「わかった。カニどんが前から欲しがっていた、
毛を一本やろう。毛が生えていると、暖かいぞ」
「・・・・・・」
「じゃあ、毛を二本でどうだ?」
「・・・・・・」
「じゃあ、毛を三本だ!」
なんともせこい交渉ですが、意外にもカニは納得したらしく、
サルから毛を三本もらうと餅を半分にして、片方をサルに分けてあげました。

その時からです。
サルの毛がむかしより三本少なくなって、代わりにカニの甲羅に毛が生えるようになったのは。
おしまい
こんな心理戦の猿蟹合戦があったとは・・・
ここから本格的な猿蟹合戦に発展したのかも?
それにしても猿さん、セコイ(;一_一)
2014年01月23日
ききみみ・・・昔話♫

今日のお話は~~~~
無用の位
むかしむかし、ある山国の村に、伊助(いすけ)と名前の正直で働き者の男がいました。
身寄りのない伊助は、朝から晩まで村人の手伝いをして暮らしていました。
ある年の事、伊助は都へ奉公(ほうこう→他家に住み込んで働く事)にあがる事になりました。
伊助が奉公したのは、たいそう位の高い公卿(くぎょう)さまの屋敷でした。
伊助は、水くみ、まき割り、ウマ小屋の掃除と、一日中休みなく働き続けました。
そして長い長い年月がたち、年を取って故郷が恋しくなった伊助は、公卿さまにお願いをしました。
「どうか、おいとまを下さりませ」
「どうした? 勤めが辛くなったか?」
「いいえ、故郷に帰って、なつかしい人たちと暮らしとうございます」
「そうか」
公卿さまは伊助がよく働いた礼に位を授けて、故郷に錦(にしき)を飾らせてやろうと思いました。
「これ伊助、近うよれ」
公卿さまは、伊助の頭に冠(かんむり)を乗せると、
「伊助、位を頂いたからには、いつも大切に身にまとうのだぞ」
「は、はい」
冠をつけた伊助は、何だか自分が偉くなった様な気がしました。
さて、何十年ぶりに帰ってきた伊助を見て、村人は驚き喜びました。
「伊助さん、立派になったもんじゃ」
「ほんに出世して、伊助さんは村の誇りじゃ」
口々に褒められた伊助は、つんととりすまして言いました。
「なに、それほどもないわい」
それから伊助は広い土地を手に入れて、大きな家を建て始めました。
そんな伊助に、なじみの友だちが声をかけます。
「伊助、畑にゃ、何を植える?」
「これ! 口の聞き方が悪いぞ!」
「・・・へっ?」
伊助の偉そうな態度に、なじみの友だちはびっくりです。
村人は初めのうちは大歓迎で色々と世話をしましたが、
やがて誰も伊助に近づこうとはしなくなりました。
ある日、伊助は村人が立ち話をしているのを聞いてしまいました。
「伊助さんは、何であんなに威張っているんじゃ?」
「位なんか授かると、ああも人間が変わる物かのう。あれではまるで、化け物じゃ」
伊助は、ハッとしました。
「そ、そうか。この冠の為に、お、おらは・・・」
伊助はすぐに、都へと旅立ちました。
「何? 位を返したいとな?」
「はい、公卿さま。わたしは故郷で、みんなと仲良く暮らしたいと思っておりました。
ところが位を授かったばかりに、一人ぼっちで寂しく暮らす事になりました。
わたしの様な者には、この位は無用の長物(むようのちょうぶつ
→ あっても、かえって邪魔になるもの)なのです。
ですからこれは、お返しします」
位を返した伊助は、すっかり百姓(ひゃくしょう)らしい身なりで村に帰って来ました。
「どうしたんじゃ。そのなりは?」
「ああ、冠も着物も、位と一緒にきれいに返してきたわい」
伊助はそう言うと、すぐに畑に出て働き始めました。
それから伊助は村のみんなと仕事に励み、仲良く幸せに暮らしたという事です。
おしまい
人間にとって何が一番幸せなのか、大切なのか考えさせられるお話ですね!
2014年01月23日
2014年01月22日
ききみみ…感動♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

富士健康美容サロンのお客様Yさまの手作りのジャム!
りんごのジャムとゆずのジャム・・・
こちらは以前頂いた時のジャムです
これがまた宝石のように美しくて 美味しくて・・・貴重なジャムなんです
特にりんごジャムはりんごのペクチンが琥珀のようなゼリーのような輝くジャムにしてくれるんだそうで
一度食べたら忘れられない美味しさなんです

今年はジャムのラベルも小学生の姪御さんの手作り
可愛い文字でセンスアップされてより美味しさが増しました!
と、いうことで・・・すでに中身は私たちのお腹の中です

2014年01月22日
ききみみ…大好きなもの♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
いつからこんなに猫好きになったのかしら・・・

この小さなカレンダーもジジの可愛いポーズに負けてついつい買ってしまいましたが・・・。

カレンダーの文字が小さすぎてほとんど役に立ってません

2014年01月22日
ききみみ…昔話♪

今日のお話は~~~~
まさかのはなし その2 「自分の頭を食べたヘビ」
むかしむかし、きっちょむさんと言う、とんちの上手な人がいました。
きっちょむさんの村には話しを聞くのが何よりも好きなお金持ちのおじいさんがいて、
以前、きっちょむさんにたのんで話しをしてもらったのですが、
「まさか、そんな事はありゃんすめえ」
と言わない約束に失敗して、きっちょむさんにお米を一俵取られた事があります。
→ 『 まさかの話し その2 』
そのおじいさんが、またきっちょむさんに言いました。

「きっちょむさん、たいくつでたいくつで仕方ないんじゃ。何か話をしてくれんかな」
「まあ、しても良いですが、今度もまた話しの途中で『まさか、そんな事はありゃんすめえ』と、
言わない約束をしてくれますか?」
「いいとも、いいとも。もしも言ったら、今度も米を一俵(いっぴょう)やろう」
「また、米ですか。前にもらった米にも手をつけていないので、
今度は米ではなく、お金の方が」
「よし、それなら、こうしよう。ここに千両箱を置いて、もしもわしがその言葉を言ったら、
その千両箱を持って帰ってもいいから」
おじいさんが本当に千両箱を用意したので、きっちょむさんは話を始めました。

「これはむかしの話ですが、あるところにクチナワというヘビがいました。

そのヘビは冬ごもりの準備に、どこからか手に入れた餅(もち)を巣穴に持ち込みました」
「ふむ、なるほど」
「そして冬になって雪がつもり始めた頃、ヘビは巣穴の中でその餅を食べようとしたんだが、
何と餅と思っていた物は、実は餅に似た白い石でした」

「ふーむ、なるほど」
「外はすでに大雪なので、今さら食べ物を探しに行くことも出来ない。
こまったヘビは仕方なく、くるりと首を回して自分の尻尾を一口かじった」
「なるほど、なるほど」
「それからもヘビはお腹が空くと自分の尻尾をかじっていって、
冬が終わる頃には、残っているのは頭だけでした」
「うーむ。まさか・・・」
おじいさんは言いかけて、危なく思い止まりました。

「体がなくなっては、春になっても動く事が出来ない。
そこでヘビは仕方なく、
『おらの命も、いよいよこれまでか』
と、言って、最後に残った自分の頭を、大きな口を開けてパクリと食べてしまったんじゃ。

こうしてヘビは、この世から消えてしまった」
これを聞いたおじいさんはすっかりあきれかえって、思わず言ってしまいました。
「まさか、そんな事はありゃんすめえ!」 するときっちょむさんは、ニヤリと笑って、
「はい、千両箱をありがとうございます」
と、千両箱をかついで帰って行きました。

おしまい
お話の巧さに今度もおじいさん、禁言を言ってしまいましたね~!


2014年01月21日
ききみみ…感動♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

寒い日が続きますが、植物は確実に春を感じていますね!
庭先の蝋梅の木・・・あの高貴な香りをほんのり届けてくれました

梅、桃、桜・・・・・これから百花繚乱の季節を想って
この寒さをみなさん耐えていきましょう!う~~~~ぅさぶ!!((((;゚Д゚))))
2014年01月20日
ききみみ・・・昔話♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

今日のお話は~~~~
一休のくそとなれ
むかしむかし、一休さんと言う、とんちで評判の小僧さんがいました。
まだ一休さんが小さい頃、はじめて修行をしていたお寺の和尚さんは、
ひどいけちんぼうでした。
おまけに、お寺では食べてはいけない塩ザケをみそ汁の中へにこんで、
「ああ、うまい、あったまるのう」
と、平気でたべているのです。

とうぜん、一休さんには一度もわけてはくれません。
しかも、塩ザケを食べるときの、
和尚さんの言葉がとても気どっていました。
「これなる塩ザケよ、そなたは、かれ木とおなじ。たすけたいと思うても、
切り身にされては、生きて海をおよぐことなどできぬ。
よって、このわしに食べられ、やすらかに極楽(ごくらく)へまいられよ」
朝のおつとめをすませると、一休さんはさかな屋へ走っていって、
大きなコイを一ぴき買ってきました。

お寺へもどると、一休さんは、まな板とほうちょうを取り出して、
なベをかまどにかけました。
和尚さんはビックリして、
「一休! おまえ、そのコイをどうするつもりぞ!」
「はい。このコイを食べます。このあいだ、和尚さんに教わった
お経をとなえますで、きいてください」
「おまえ、いったい正気か!」

「はい、正気でございますとも」
一休さんは、すこしもあわてず、コイをまな板へのせて、
お経をとなえました。
「これなる生きゴイよ、そなたは、この一休に食べられて、
くそとなれ、くそとなれ」
となえおわると、右手に持ったほうちょうをストンとふりおろして、
コイの頭を落としました。
そしてさっさと切り身にすると、なベに放り込みます。
「むむっ。・・・『くそとなれ』か」
和尚は、いままで塩ザケにむかって、
「極楽へまいられよ」なんていったのが、はずかしくなりました。
「くそとなれ、くそとなれ」と、いいはなった、小さい一休さんに、
してやられたと思ったのでした。
(こいつはきっと、大物になるぞ。わしのところではなく、
もっといい和尚のところにあずけるとするか)
「それでは、ちょうだいします」
一休さんは、和尚さんの顔色などうかがうこともなく、コイこくをおいしそうにたべました。


※コイこくとは、コイを輪ぎりにして、煮込んだみそ汁です。
おしまい
一休さんはもう、生物の生態系を理解していたのか?
ものの道理を理解していたのかと思うくらい
大物は小さな時から違いますね!
2014年01月20日
ききみみ…ジャイ子の本名?!

(^-^)/はい、クイズです!
子供たちに人気のドラえもん・・・
人気は長年衰えませんね~!
ところで、ドラえもんに登場するキャラクターの中で
ジャイ子ちゃんという名前、ご存知ですか?
そうそう、ジャイアンの妹なんですが、これは本名ではありません

では、ここでクイズです!
なぜ本名をつけていないのでしょうか?



答・・・学校でジャイ子と同じ名前の女の子がいじめられないように!だそうです
子供たちの心理をよく配慮したアニメだったんですね!
こんな点からも人気が長く続くのでしょうね~
