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2014年11月28日

ききみみ・・・昔話♪

ききみみあんこの今日のお話は~

仁王とどっこい



 むかしむかし、仁王(におう)という大変な力持ちがいました。
 もう日本では、仁王にかなう者はいません。

「唐の国(からのくに→中国)に、
どっこいという力持ちがいると聞いたが、
どーれ、出かけて行って、すもうでもとってくるか」
 

仁王は舟に乗って唐の国に行くと、どっこいの家に行きました。



「どっこいは、いるかな? 日本一の仁王さまが、力比ベに来たぞ」
 すると家の中から、おばあさんが出てきました。

「ああ、どっこいは、じきに帰って来るよ。少し、待ってください」
 
おばあさんはそう言って、せっせとお昼ご飯のしたくを始めました。
 仁王が見ていると、おふろよりも大きなカマがあって、

そこにお米を何俵も入れています。
 仁王は思わず、おばあさんにたずねました。

「そんなにいっぱいご飯をたいて、祭りでもあるのか?」
「いんや、これはおらとじいさまと、
あとはおらの子どものどっこいの三人で食べるよ」

「これを、三人で・・・」
 仁王も大食いで有名ですが、これにはとてもかないません。
「あの、ちょっくら、お便所を貸してくれや」
 
仁王は体がブルブルふるえてくるのをガマンして便所に入ると、
そこの窓から逃げ出しました。



「どっこいというのは、きっと化け物に違いない。
これは、逃げるが勝ちだ」
 やがて浜辺に着いた仁王は舟に乗ると、大急ぎでこぎ出しました。

 さて、間もなく家に帰ったどっこいは、
戸口に大きな足あとがあるのを見つけました。


「でっかい足あとだな。こんな足をしているのは、
日本の国の仁王しかいねえぞ。さては、力比べに来たな。
おっかあ、仁王はどこにいるだ?」
 

どっこいが聞くと、おばあさんが言いました。

「あんれ、なんて長いお便所だベ」
 

そこで便所をのぞいて見ると、中は空っぽです。
「さては、逃げたな。ここまで来て、おらと勝負をしないで帰るなんて、
うわさほどでもない弱虫だ。よーし、ひっとらえてやっつけてやる」
 
どっこいは長いくさりのついた大きなイカリをかついで、仁王の足あとを追いかけました。

「おーい、待てえ!」
 
どっこいが浜辺に着くと、仁王はもう舟をこぎ出して遠くにいます。
「逃がさないぞ!」
 
どっこいは仁王の舟に向かって、くさりのついたイカリを投げつけました。

「えいやっ!」
 イカリはピューンと空を飛び、仁王の舟に突きささりました。
 
仁王はひっしで舟をこぎますが、
どっこいが怪力でくさりをどんどん引っ張ります。
「このままでは、舟が引き戻されてしまう!」
 
その時、仁王は日本を出る時に、武家の神さまである
八幡(やはた)さまにもらったヤスリの事を思い出しました。
 

このヤスリは、どんな鉄でも切れるヤスリです。
「八幡さま、お守りください」
 仁王がヤスリでくさりをこすると、くさりはプッツリと切れました。

 とたんに力一杯くさりを引っ張っていたどっこいは、
ズデーンと海の中に尻もちをつきました。
 どっこいは、切れたくさりを見ておどろきました。



「仁王とは、何という怪力だ。
おらでも、このくさりは切れないのに。・・・勝負しなくてよかった」

 それからです。



 重い物を持つ時に、唐の国では『におう』とかけ声をかけ、
日本では『どっこいしょ』と言うようになったのは。


おしまい  


Posted by ききみみあんこ at 20:44Comments(0)むかしばなし

2014年11月21日

ききみみあんこのこんな記事見つけました!

いつの時代も、働く女性と切っても切れないのが「ストレス」。
ウィメノミクスの後押しにより登用が進む一方で、
家事や育児の負担も多い女性の「ストレス増加」を心配する声も上がっています。
ストレス平均値は63.5%



全国の20歳~50歳代の働く女性を対象に行われた
「ストレス」に関するアンケート調査(2014年8月、
「ナガセ ビューティケア」調べ)では、約8割の女性が
「現在ストレスがある、あるいはストレスがたまっている」と回答しています。

しかも、ストレスを感じている人に「現在のストレスの度合い」を
パーセンージでたずねたところ、平均は63.5%と高めの数値に。
また、「70%以上100%」と答えた人がもっとも多く、
ストレスを感じている人の多くは、その度合いも高いということが分かりました。

ちなみに、同社では2007年にも同様の調査を行っており、
実はその時も、同じく8割の女性がストレスがあると回答していたのだそう。



その一方で、ストレスの内容や解消法は時代とともに
少しずつ変化していることが、今回の調査で明らかになったといいます。
ストレスの原因は1位と2位で逆転

「ストレスの原因」についての質問では、1位と2位が逆転という結果に。

2007年

1位「人間関係(47.3%)」

2位「仕事に関すること(28.4%)」

3位「忙しさに関すること(11.2%)」

2014年

1位「仕事に関すること(45.6%)」

2位「人間関係(23.0%)」

3位「家庭のこと(6.8%)」


7年前に3位だった「忙しさに関すること」は、
2014年には7位と大幅ダウン。「忙しいなんていっていられない」という、
覚悟や切迫感の表れなのかもしれません。
ストレスは「寝て解消」が主流



それでは「ストレスに対する対処法」はあるのでしょうか?
この質問には、多くの女性が「睡眠・休息をたっぷりとった(93人)」と回答。
続いて、「趣味・すきなことに打ち込んだ(86人)」、
「好きなものを食べた・お酒を飲んだ(67人)」
があがりました。



実際、ストレスがある人とない人で睡眠時間を比較してみると、
「ストレスがある人」の平日の平均睡眠時間は5.9時間、
「ストレスがない人」は6.2時間と、睡眠時間に差があることも
アンケートで判明しています。
さらに、睡眠に不満を感じているにも関わらず、
「とくに何も対策をしていない」という人が圧倒的多数でした。

今回の調査に対し、「ひめのともみクリニック」の姫野友美先生は、

仕事も家庭もと人生を精力的に生きようとすればするほど、
残念ながらストレスを抱え、脳が疲労してしまう確率は上がってしまうのです。
脳疲労のいちばんの解消法は何といっても睡眠。
中途覚醒のない深く上質な眠りこそ、
ストレスでヒートアップした脳をしっかりと癒してクールダウン
してくれます。

とコメントしています。

ストレスを感じる働く女性たちは、「寝る」ことでストレスを解消し、
「好きなことをする」「好きなものを食べる」など、
自分の思いのままに好きなことができる時間を求めている
、と言えそう。
女性のシンプルな欲求を満たすレジャーや睡眠に関するビジネスは、
これからますます盛んになっていくかもしれません。



[働く女性のストレスに関する意識調査]
Smiling woman with a freshly brewed cup of espresso coffee

via Shutterstock

(田邉愛理)  


Posted by ききみみあんこ at 18:12Comments(0)心の不思議こんな記事見つけました!

2014年11月20日

ききみみ・・・昔話♪

ききみみあんこの今日のお話は~

石のいも

 むかしむかし、ある村に、
空海(くうかい)という名のお坊さんがやって来ました。


 

 お坊さんは朝から何も食べずに、山をこえて谷を渡り、
やっとこの村にたどりついたのです。




「ああ、腹がへった。目が回りそうじゃ」
 すると向こうから、一人の女の人が歩いてきました。
 女の人は、畑から帰って来たところでした。
 手にザルをかかえ、
その中にはおいしそうなイモがいっぱい入っていました。


 

それを見て、お坊さんは思わず声をかけました。

「お願いじゃ、そのザルの中のイモを一つでいい、わしにくだされ」
 
 女の人は、ジロリとお坊さんを見ました。
(ふん。なんて汚い坊主だろう)
 
この女の人は、
みすぼらしいお坊さんにイモをあげるのがいやだったので、

「それは残念。このおイモは、食べられませんよ」
と、言いました。

「えっ、どうして?」
「これは、おイモそっくりの石なんです」



「石ですか。それは仕方がない」
 お坊さんは頭を下げると、
またトボトボと道を歩いていきました。
「うふふ。うまくいったわ。
だれが、大事なおイモをあげるもんですか」



 次の年の秋になりました。
「今年も、おいしいおイモがたくさん取れますように」
 あの女の人は大きなザルをかかえて、
自分の畑に行きました。
 
さっそく畑の土をほり返してみますと、
去年よりも大きなイモがどんどんと出てきます。

「今年は豊作だわ。それにズッシリと重くて、よく実がつまっている。
・・・しかし、本当に重たいわね。まるで石みたい。・・・あれ、これは!」
 



イモだと思っていたのは、イモそっくりの石だったのです。
「あら、これも、これも、これも、ぜんぶ石だわ!」
 女の人の畑のイモは、全てイモにそっくりな石だったのです。
 

その時、女の人は去年の今ごろ、
お坊さんにうそをついた事を思い出しました。



「ああ、あの時、わたしがうそをついたから、
神さまが天罰(てんばつ)をあたえたんだわ」
 

女の人は反省して、
それからは貧しい人にほどこしをする心やさしい人になりました。



おしまい

  

Posted by ききみみあんこ at 21:30Comments(0)むかしばなし

2014年11月20日

ききみみこんな記事見つけました!

何の気なしに言ってませんか?こんな言葉・・・。

ヒドすぎ!
男には絶対言われたくない「女が傷つく地雷ワード」5つ

恋愛 2014/11/18 22:16 - Menjoy!




「男性が何気なく放った言葉で傷付いた」という経験、ありませんか?
その発言が、普段から気にしていることだったらなおさら、
海よりも深く落ち込んでしまうもの。


デートや飲み会、どんなに楽しい時間を過ごしていても、
たった一言で気持ちがしぼんでしまうこともあるでしょう。

今回は、たった一言で女性が傷付いてしまう男性からの“地雷ワード”を、
『gooランキング』の「女性に絶対言ってはいけない言葉ランキング」から
ご紹介いたします。
たしかにどれも、好きな男性に言われたら、
冗談でも落ち込みそうな言葉ばかりです。

さっそく見ていきましょう。



5位:「足太いよね」



モデル体型の女性が増えている昨今、
こんなにも胸をえぐる言葉があるでしょうか。
「そんなことわかってるけど、足を隠す格好ばかりしているわけにもいかないのよ!」と
思わずその場で反論してしまいそうです。

自覚はしていても出さずにいられないのが足。
それを指摘するなんてナンセンスですよね。




4位:「いつ結婚するの?」



「今でしょ!」なんて簡単に言えたら世話ありません。
こればかりは1人で決められるものではないので、返答できない質問です。
相手がいたとしても、年齢や年収の問題、気持ちの整理など、
越えなくてはならない問題がいっぱい。
「それを1つ1つ説明させる気なの?」と言い返したくなってきます。

男性諸氏がこの言葉を女性に投げかけるならば、
結婚相手として立候補するくらいの覚悟を持ってほしいですよね。




3位:「毛深いね」



これは体質の問題です。
つまり、薄毛の人に面と向かって「ハゲ」と言っているのと同じ。

女性たちが脱毛サロンへ通ったり、除毛したり……と、
さまざまな努力をしているのに、そんなことを言うなんて、言語道断。

そして、この言葉が3位に入っていることから見ても、
多くの女性が体毛問題に悩んでいることがわかります。
体毛に悩む女性は、「みんなそうなんだ」と共感できるのでは?




2位:「老けたんじゃない?」



人はみな、老化するもの。いつか老けるのは当たり前です。
エイジングケアという言葉がよく使われるように、

年齢を重ねるにつれて現れるシミや皺、
ほうれい線などの美容問題は増えるばかりです。

多くの女性がお金と時間をかけて努力をしているのですから、
老化の指摘ではなく
モチベーションを上げてくれる “褒め言葉”をかけてほしいですよね。



1位:「女のくせに」



よく聞く言葉とも言えますが、女性たちはその場を笑顔で流しつつ、
影では傷付いていることがよくわかります。

「女性はみんな家事が得意で、おしとやか」と思っているような男性は、
意外に多いのかもしれませんが、「女に夢見すぎだ!」と
声を大にして言いたいですよね。

男性がみんな、逞しくて頼りがいがあって金銭的にも
自立しているわけではないでしょう、と。
逆の立場になって、男性が「男のくせに~」言われた時のことを
考えてみてほしいものです。




いかがでしたか?
自分が普段気にしている部分、とくに身体に関することを
改めて指摘されるのを“嫌”と感じる女性が多いようです。
でも、そんなデリカシーのない言葉に傷付いて、
嫌な気持ちで1日過ごすくらいなら、その悔しさをバネにして、
さらなる美しい女性を目指すのが正解かもしれません。

  


Posted by ききみみあんこ at 15:37Comments(0)こんな記事見つけました!

2014年11月14日

ききみみ・・・昔話♪

ききみみあんこの今日のお話は~

宝の下駄





 むかしむかし、あるところに、
さすけという男の子がお母さんと二人で暮らしていました。

 ある日、お母さんが重い病気になりましたが、
医者にかかりたくてもお金がありません。


(このままでは、お母さんが死んでしまう。
お金持ちのごんぞうおじさんに、お金を借りよう)
と、さすけは出かけて行きました。
 

しかし、ごんぞうおじさんは、
「なに? 金を貸せというのか? 
それなら、おらの家の広い畑をたがやすんだ!」
と、怒鳴りました。
 

さすけは早くお母さんを助けようとがんばり、一日で畑をたがやしました。
 
 でも、ごんぞうおじさんは、
「はん。まだ金は貸せん。大おけに、水をいっぱい入れろ!」
と、また怒鳴りました。

 次の日、さすけは水を運びました。
 ところがおけには小さな穴が開けてあって、
いくら運んでも水はいっぱいになりません。


「この、なまけ者! 金は貸せん、帰れっ!」
 ごんぞうおじさんは、さすけを追い返しました。
 

追い出されたさすけは、トボトボ歩いてとあるお宮の前に来ました。


「お腹がへったなあ。もう歩けない。どうしたらいいんだろう?」
 さすけはその場に座り込むと、ウトウトといねむりをしてしまいました。


♪カラーン カラーン カラーン カラーン 
 夢の中でしょうか。
 ゲタの音が、近づいてきます。
 そして現れたのは、やさしい顔のおじいさんでした。



「母親思いのさすけよ。
 お前に、一本のはのゲタをさずけよう。
 このゲタをはいて転ぶと、そのたびに小判が出る。
 だが転ぶたびに、背が低くなる。
 やたらと、転ぶではないぞ」


「は、はっ、はい。ありがとうございます」
 おじいさんの姿は、パッと消えてしまいました。


「ありゃ? 夢か? でも、本当にゲタがあるぞ」
 さすけはおっかなびっくりゲタをはいてみましたが、
なにしろ一本はのゲタです。

 

立つか立たないうちに、スッテン!
「あっ、いてててえ」
と、言ったとたん、

♪チャリーン。
「ああ、小判だ!」
 



さすけは、大喜びです。
 その小判を持って、すぐに医者のところへ行きました。
 
医者に診てもらったお母さんは、みるみる元気になりました。
 それであのゲタは大事にしまって、
さすけはお母さんと一緒に毎日よく働きました。
 

そこへごんぞうおじさんが、さすけの様子を見にやって来ました。
 
そっとのぞくと、二人はごちそうを食ベています。
「やいやい。このごちそうはどうした! 
ごちそうを買う金があるくせに、おらのところに金を借りに来たのか!」


「まあまあ、気をしずめてください。これには、深いわけが」
 さすけは、あのゲタの話をしました。


「なに、小判の出るゲタだと。
 こいつはいい。
 これは貧乏人のお前たちより、金持ちのおらが持つべきだ。
 もらっていくぞ」
 

ごんぞうおじさんは、ゲタを持って帰りました。

 家に帰ったごんぞうおじさんは、さっそく大きなふろしきを広げました。
 そしてゲタをはいて、ふろしきの上に乗ると、
「へっヘっへ、まずは、ひと転び」
と、言って、スッテンと転びました。
 



すると小判が

♪チャリーン。
「おおっ! 本物の小判じゃ!」
 

さあ、それからというもの、
♪転んで転んで、小判がほしい。
♪チャリンコ、チャリンコ、小判がほしい。


 ごんぞうおじさんは、夢中になって転びました。
「おおっ! 小判がだんだんでっかくなるぞ! 
おらよりでっかくなっていくぞ! 
おら、日本一の大金持ちじゃあー!」
 

ごんぞうおじさんは、転ぶたびに自分が
小さくなっていく事にぜんぜん気づいていません。

 その頃、さすけはゲタをはいて転ぶと背が低くなる事を
言い忘れたのを思い出して、
あわててごんぞうおじさんに会いに行きました。
 




家に行ってみますと、
閉めきった家の中でチャリーン、チャリーンと音がします。


「おじさーん、おじさーん!」
と、呼んでみましたが、返事がありません。
 

さすけは、とびらを力まかせに開けました。
 すると中から、小判がジャラジャラと流れ出てきます。


「うああっ! ごんぞうおじさん。どこだあー!」
 小判を押しのけて家の中へ入ると、
ごんぞうおじさんは山のようにつまれた小判のすみで、
バッタのように小さくなっていました。


 

それでも転んでは起き、転んでは起きして、
小判をどんどん出しています。
 

そのうちにとうとう小さな虫になって、
どこかへ飛んでいってしまいました。

 その後、さすけはごんぞうおじさんの家をひきとって
長者(ちょうじゃ)になり、お母さんと幸せに暮らしました。

 欲張りすぎると、ろくな事がありませんね。

おしまい

  


Posted by ききみみあんこ at 16:16Comments(0)むかしばなし

2014年11月12日

ききみみあんこのこんな記事見つけました!


死ぬまでに一度は見ておきたい美しい空の現象5つ

2014.11.10

 みなさん「空」は好きですか? キライじゃなくても、

「忙しくてめったに見上げないなあ」という人がほとんどかも。

でも、たとえだーれも見ていなくても、空はいつだってそこにあって、

何かしらの現象が起きているものなんです。

 よくある光景もあれば、一生に一度見られればラッキーという現象も。
『空の図鑑』(武田康男 写真・監修/KADOKAWA メディアファクトリー)から、
ぜひとも見ておきたい美しい空の現象5つをご紹介!

 
その1 つるし雲(つるしぐも)

富士山などの高い山の風下で見られる円筒状の雲。
楕円状やつばさ状など形はさまざま。つるし雲が発生した後の天気は高い確率で崩れる。



 

その2 太陽柱(たいようちゅう/サンピラー)

太陽が低いときは、光が大気中を舞う氷晶の底面で反射するため
上に伸びる太陽柱が見られる。本州の低地では、遠い空に短い光が見える場合が多い。



 

その3 光芒(こうぼう)

太陽光が雲間から筋のように射し込む現象が「光芒」。
光がちりや水滴に乱反射することで、その通り道がくっきりと浮かび上がって見える。



 

その4 彩雲(さいうん)

雲の一部がピンクや緑、オレンジ色などになる「彩雲」は太陽に近いほど美しく色づく。
昔から縁起が良いものとして考えられてきた。空が澄んでいれば街中でも見られる。



 

その5 グリーンフラッシュ

太陽が地平線や水平線を出入りする一瞬に、太陽の上端が緑色に輝く現象。
めったに目撃されないため「見ると運が上がる」など伝説とともに語られる。





※写真はすべて武田康男撮影
 

 どんなに日々が忙しくても、

普段からちょっとだけ意識して空を眺めるようにしていれば、

いつか息をのむような美しい空や珍しい光景に出会えるはず。

 今回参考にした『空の図鑑』は、雲や太陽の光、霧や雨、雪などが引き起こす美しい現象の写真をハンディサイズにまとめた一冊。現象の名前はもちろん、メカニズムや見やすい時期までがひと目でわかる優れた図鑑。リフレッシュのお供や、友人に「今日はこんな空が見られたよ」とシェアする際の相棒としてどうぞ。  


Posted by ききみみあんこ at 16:38Comments(2)こんな記事見つけました!