2015年09月21日
【夜悪夢にうなされる子ども、寝言の多い子ども 実は寝室のテレビが原因だった!?】ききみみあんこのこんな記事見つけました!

夜悪夢にうなされる子ども、寝言の多い子ども
実は寝室のテレビが原因だった!?
仕事で今日一日、疲れた。
くたくただ。一方、子どもは、まだ元気いっぱい。何とか静かにさせたい。
「テレビ見ていいよ」と子どもたちに言い、自らテレビの電源をオンにしてしまう。
「わーい!」と大喜びの子どもたち。
でも本当にそれでいいのか?
そんな理由で夜、子どもたちにテレビを見せて。
怖い夢を見る子 寝言の多い子いない?
チリカトリック大学医学部小児科で睡眠医学を専門に研究している、
パブロ・ブロックマン助教授らの研究チームは、
サンティアゴに住む100人の子どもたちを対象に、
睡眠の質について調査を行った(※1,2)。
自分の寝室にテレビがある子どもは、持っていない子に比べて
睡眠の質が悪く、怖い夢を見たり、寝言を言ったり、
目覚めたときに疲れているといった症状が明確に出ることが分かった。
また、夜にテレビを見ている子どもは、昼間の早い時間帯に見ている子に比べても、
こうした眠りの質が悪いことが明らかになった。
現代の子どもたちはテレビやスマートフォンを見過ぎ
イギリスのある調査会社によると、5~16 歳の子供は、
子どもたちはこの20年でテレビなどの画面に向かっている時間が
倍に増えているという(※3)。
1995年には3 時間だったのに、現在では、なんと6時間半も過ごしている。
10代の男の子が最も長く、平均8時間も過ごしている。
テレビを見たり、ゲームをしたり、スマートフォンを使ったりしているようだ。
多くの親が子供を落ち着かせるためにスマホを使用
また、フィラデルフィアの小児科クリニックの調査で分かった驚くべき実態もある(※4)。
370世帯を調査したところ、スマートフォンなどのアプリを使い始める
一般的な年齢は2歳で、子どもがゲームなどをしていると答えた世帯は36%もいた。
ゲームに関しても同様の回答だった。
そして、3分の2の親が、子どもを落ち着かせるために、
タブレットやスマートフォンなどを渡しており、
なんと寝かしつけるために使っている人が3割もいたのだ。
最高の機器であり最悪の機器であるテレビ
以上の調査。ひとごとではないのであれば、まずは、親としての考え方を、
ちょっと改めてみたい。
テレビやゲームはエンターテインメント性が高く、
子どもたちを最高に楽しませてくれるし、同時に親も楽にしてくれる。
なんとも最高の現代の機器だ。
しかし一方でアメリカのある小児専門家はこう警鐘を鳴らす。
「子どもたちの脳は、乳幼児期に急速に発達するが、
子どもたちがたくさんのことを学ぶのは、
人との対話によってであって、決して画面ではない」(※1)。