2015年09月21日
【意外に知らない卵の真実!1日何個までOK? 黄身の色が濃いと栄養価が高い?】ききみみあんこのこんな記事見つけました!

意外に知らない卵の真実!
1日何個までOK? 黄身の色が濃いと栄養価が高い?
コラム
2015/9/15 08:45 - All About
1日何個まで食べていいの?
日本人にとって身近な食材の1つである卵。
ヒヨコが1羽育つのに必要な栄養素がすべて詰まっており、
「完全栄養食品」といわれるほど栄養価の高い食材です。
その一方で、コレステロールが高く1日1個以上食べると
体に悪いという話も聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか。
知っていそうで意外に知らない卵の基礎知識をご紹介しましょう。
■卵は完全栄養食品!
アミノ酸、ビタミン、ミネラルの宝庫
卵は、食物繊維・ビタミンC以外の栄養素をすべて含んでいるため
「完全栄養食品」とも言われています。
なかでも、アミノ酸、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれているのが特徴です。
卵が良質のたんぱく質源として注目されているのは、
人間の体内で合成できない8つの必須アミノ酸を
バランスよく含んでいることに由来します。
アミノ酸のバランスを示す「アミノ酸スコア」は最高点の100点です。
また、鉄分・カルシウムなどのミネラル、ビタミンA・B2・B12・Dなどの
ビタミン類も豊富で、卵黄に多くの栄養が含まれています。
卵を加熱すると、ビタミンB群などがやや減少するものの、
基本的に栄養価の大きな変化は見られません。
玉子焼きにして食べるだけで、
体が必要としている栄養を摂取できる優秀な食材です。
■卵は優れた機能性食品! 老化防止・脳の活性化などにも
卵は栄養価が高いだけではなく、
健康にとってよい効能がたくさんあることでも注目されています。
まず、卵白に含まれる「リゾチーム」という酵素は殺菌作用があり、
風邪薬にも使用されている成分です。
また、「メチオニン」という必須アミノ酸は、活性酸素を抑えて老化を防止したり、
デトックス作用などの効果があることで知られています。
卵の成分で注目したいのが、人間の細胞膜の主成分でもある
「レシチン」というリン脂質の中に含まれる物質「コリン」です。
コリンには、脳の活性化、中性脂肪やコレステロール量の調節、
血圧低下、新陳代謝促進などさまざまな効能があり、
アルツハイマーや生活習慣病の予防などの効果が期待できます。
■1日何個まで食べていいの? 卵にまつわるウソ・ホント
●卵はコレステロール値が高いから1日1個までしか食べてはいけない
これはウソ。健康な人であれば1日に2~3個食べても大丈夫です。
ただし食事制限が必要な人は医師の指示に従いましょう。
●卵は冷蔵保存が必要?
卵は常温(冷暗所)での保存が可能です。
卵に書かれている賞味期限は常温保存した場合に
生食しても問題ないとされる期限で2週間ほど。
冷蔵庫で保存した場合は細菌の増殖が抑えられるため、
1~2か月程度の長期保存も可能です。
また、卵を保存する際は丸い方を上にしましょう。
●黄身の色が濃い卵は、栄養価が高い?
黄身の色はエサの色に由来しています。
色の濃淡が栄養価に関わっているわけではありません。
毎日冷蔵庫にある卵は、実は食べるだけでアンチエイジングになる食材です。
1日1個は欠かさずに食べて、日頃の栄養補給に役立てたいですね。
(TEXT:料理サプリ編集部)
(【公式】料理サプリニュース)
文・All About News Dig編集部(All About )