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2015年03月14日

ききみみ・・・昔話♪

ききみみあんこの今日のお話は~

じいさんはくさかった!

 むかしむかし、ある村に、 
おじいさんとおばあさんが住んでいました。
 

おじいさんはいつもの様に山へしばかりに出かけ、 
おばあさんもいつもの様に川へせんたくに出かけました。
 




すると川上から大きなイモが、ドンブラコ、ドンブラコと流れてきました。
「こりゃあ、うまそうなイモだこと」
 おばあさんは大喜びでイモを拾うとイモを家に持って帰り、 
そのイモを小さく切ってカマでむしあげました。
 むしあがったイモはとてもホクホクしていて、とってもおいしそうです。
 
おばあさんはさっそく一つつまんで、口に入れてみました。
「おやおや、何ておいしいんでしょう」
 
おばあさんはまた一つ、また一つと、イモをどんどん食べていきました。
 するとそのうちに、お腹がはってきて、
「プーーー、プーーー」
と、おならが出るようになりました。
 それが何ともくさいおならで、おばあさんは思わず鼻をつまみました。


「こりゃ、イモを食べ過ぎたかな」
 おばあさんはしょうじを開けて、おならのにおいを外へ出しました。
 そのおならのにおいは風にのって、山の方へ流れて行きました。
「おや? なんだかくさいぞ」
 山でしばかりをしていたおじいさんは、あわてて両手をふりました。
「くさい、くさい」
 あまりのくささに、しばかりどころではありません。
 

そこでおじいさんは山をおりて、ウシに食べさせる草をかって帰りました。
 それを見たおばあさんが、おじいさんに言いました。
「おや? おじいさん、今日はしばかりじゃなかったのですか?」
 すると、おじいさんは鼻をつまんで言いました。
「とんでもない。今日はくさかった」

おしまい

おやじギャグのルーツのようなお話ですね~(*^_^*)  


Posted by ききみみあんこ at 16:20Comments(0)むかしばなし